精選版 日本国語大辞典 「唐組み」の意味・読み・例文・類語 から‐くみ【唐組・】 〘 名詞 〙 組紐(くみひも)の名称の一つ。二五〇玉から四五〇玉に及ぶ太目の縒糸(よりいと)をからみ合わせて、菱目(ひしめ)に組みあげる幅広の緒。多く、平緒と呼ぶ儀仗の太刀の緒に用いる。からの組。[初出の実例]「而今横刀之緒。上下相同。論二之物情一。理不レ当レ然。望請。五位已上同用二唐組一」(出典:日本三代実録‐貞観一六年(874)九月一四日)「紐は村濃のからくみなり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)御裳着) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例