唐鍬(読み)トウグワ

デジタル大辞泉 「唐鍬」の意味・読み・例文・類語

とう‐ぐわ〔タウぐは〕【唐×鍬】

鍬の一種長方形鉄板一端に刃をつけ、他の端に木の柄をはめたもの。開墾根切りに使う。とうが。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唐鍬」の意味・読み・例文・類語

とう‐ぐわ タウぐは【唐鍬】

〘名〙 頭部が鉄で、木の柄をはめたくわ。刃に反(そ)りがなく、木の根を掘りおこす時などに用いる。とうが。
※俳諧・雑巾(1681)独吟蟪蛄(けら)の故郷波に荒ゆく 立帰り又も秋見ん唐鍬(タウクハ)や〈常矩〉」

とう‐が タウ‥【唐鍬】

〘名〙 「とうぐわ(唐鍬)」の変化した語。

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