精選版 日本国語大辞典 「唐頭」の意味・読み・例文・類語 とう‐の‐かしらタウ‥【唐頭】 〘 名詞 〙 犛牛(りぎゅう)(=ヤク)の尾毛を束ねた荘厳用の飾りもの。白くさらした白頭を白熊(はぐま)、赤く染めた赤頭を赤熊(しゃぐま)といい、幡の棹の先端につけたのを鬼頭(おにがしら)という。能の獅子の頭などにつけ、当世兜の引回しにも用いる。からのかしら。[初出の実例]「唐(タウ)の頭の兜、緋の衣軍配団扇を持ち」(出典:歌舞伎・川中島東都錦絵(1876)五幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例