唯心縁起(読み)ユイシンエンギ

デジタル大辞泉 「唯心縁起」の意味・読み・例文・類語

ゆいしん‐えんぎ【唯心縁起】

仏語。一切の諸法一心縁起によって顕現したものであるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唯心縁起」の意味・読み・例文・類語

ゆいしん‐えんぎ【唯心縁起】

〘名〙 仏語。すべての物事はみな一心、すなわち衆生なかに覆いかくされている、本来清浄にして永遠不変の如来法身の現われであることをいう。華厳教義基本を示すもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android