唱首(読み)ショウシュ

デジタル大辞泉 「唱首」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅ〔シヤウ‐〕【唱首】

まっ先に言い出すこと。また、先頭に立って人々を教え導く人。首唱者。
「されば我この新教を用い、国人の―となるか」〈中村訳・自由之理

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精選版 日本国語大辞典 「唱首」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅシャウ‥【唱首・倡首】

  1. 〘 名詞 〙 先頭に立って唱える人。指導者。先達。首領。首唱者。
    1. [初出の実例]「或記蕪詞狂句。将菩提。今日推為唱首。不敢再辞。聊述大綱」(出典本朝文粋(1060頃)一〇・一称南無仏詩序〈慶滋保胤〉)
    2. 「抑も、造化の大主〈略〉一世の倡首(〈注〉カシラ)と為しめ玉ふに疑なし」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二)

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