商品金融公社(読み)しょうひんきんゆうこうしゃ

百科事典マイペディア 「商品金融公社」の意味・わかりやすい解説

商品金融公社【しょうひんきんゆうこうしゃ】

1933年,米国政府の全額出資で設立された金融機関Commodity Credit Corporation。略称CCC。1930年代の大不況で下落した農産物価格維持目的として,2ヵ年の期限で発足したが,延長されて今日に至る。農産物担保として農民に融資するが,実質的には余剰農産物を買い上げる役割を果たしている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android