商工中金(読み)ショウコウチュウキン

共同通信ニュース用語解説 「商工中金」の解説

商工中金

正式名称は商工組合中央金庫。1936年に業務を開始した政府系金融機関で、中小企業への融資や経営支援を行う。2008年に株式会社となり、株式の約46%を国が保有経済産業省の出身者がトップに就く時期が長く続いてきた。中小企業庁の有識者検討会は今年2月、早期民営化を求める報告書をまとめた。22年9月末時点で国内拠点は102カ所、海外拠点は4カ所あり、職員数は3547人。貸出金は9兆6747億円。

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世界大百科事典(旧版)内の商工中金の言及

【商工組合中央金庫】より

…1936年11月,商工組合中央金庫法に基づき,中小企業等協同組合,商工組合,輸出組合など,中小企業によって組織された団体に対する金融の円滑化を目的として設立された特殊法人。略称の商工中金で呼ばれることも多い。債券(商工債券)の発行が認められており,これがおもな資金源となっている。…

※「商工中金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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