善法堂(読み)ぜんぽうどう

精選版 日本国語大辞典 「善法堂」の意味・読み・例文・類語

ぜんぽう‐どうゼンポフダウ【善法堂】

  1. 〘 名詞 〙 仏語忉利天(とうりてん)の中にあるといわれる、帝釈天(たいしゃくてん)の善見城外の堂。三十三天がここに集まるという。善法
    1. [初出の実例]「忉利は尊き処なり、善法だうには未申、円生樹より丑寅に、中には喜見(きけん)の城立てり」(出典梁塵秘抄(1179頃)二)
    2. [その他の文献]〔倶舎論‐一一〕

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