ぜん‐ぽう‥ポフ【善法】
- 〘 名詞 〙
- ① 正しく、よい教法。
- [初出の実例]「本垢を出すとは、過去の時、本(もと)善種子の菩提有りて、覆はれて久しく形を現はさず、善法を修するに由り、後に得べきが故なり」(出典:日本霊異記(810‐824)下)
- [その他の文献]〔後漢書‐西域伝論〕
- ② 道理によくかなった、自分を益する方法。
- [初出の実例]「汝、我が願を不助ずして善法に於て妨げを致せり」(出典:今昔物語集(1120頃か)五)
- ③ 「ぜんぽうどう(善法堂)」の略。
- [初出の実例]「我は是、ぜんぽうの大工也」(出典:曾我物語(南北朝頃)六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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