日本歴史地名大系 「喜佐真御嶽」の解説 喜佐真御嶽きさまうたき 沖縄県:宮古諸島下地町川満村喜佐真御嶽[現在地名]下地町川満下地町役場方向から川満(かわみつ)集落に入る手前右手の小高い丘にある。県指定有形民俗文化財。「琉球国由来記」に「川満村東方峰ノ上ニ有」と記す。御嶽の中央部に七段ほどの石の階段があり、その先にコンクリート造・瓦屋根・平屋の籠り屋がある。イベはその奥にある。祭神は「琉球国由来記」によれば、「男神。真種子若アジ」で、「諸立願ニ付、川満村崇敬仕ル」という御嶽の機能は若按司が「浦島ノ神」「護島の神」とされていることからもうかがえる(御嶽由来記・「遺老説伝」など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by