ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「営業循環基準」の意味・わかりやすい解説 営業循環基準えいぎょうじゅんかんきじゅん 資産および負債の流動,固定への分類基準の一つ。原料購入から製造,販売を経て現金回収にいたる正常な営業循環の過程において生じる資産,負債を流動資産,流動負債とする。企業の主目的たる営業取引により発生した債権,債務,たとえば受取手形,売掛金,前払金,支払手形,買掛金,前受金などや棚卸資産は営業循環基準により流動資産,流動負債とされる。一方企業の主目的以外の取引によって発生した債権,債務には1年基準が適用される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by