嘉手志川(読み)かでいしがー

日本歴史地名大系 「嘉手志川」の解説

嘉手志川
かでいしがー

[現在地名]糸満市大里

大里おおざと集落北端にある井泉。カディシガーとよび、ウフガーあるいはカタリガーともいう。「おもろさうし」巻二〇の四三に「かてしかわ みつからる(嘉手志川は水が良いから)」とある。「琉球国由来記」には嘉多志川ともみえ、神名がシラカネノ御イベとあり、以下の説話が記されている。大旱魃のとき身体を濡らした犬が山から出てきた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android