嘉礼(読み)かれい

精選版 日本国語大辞典 「嘉礼」の意味・読み・例文・類語

か‐れい【嘉礼】

  1. 〘 名詞 〙 めでたい儀式礼式冠婚饗宴(きょうえん)などの類。
    1. [初出の実例]「是非斟酌之限。但珍重最初之嘉礼也」(出典建内記‐正長元年(1428)三月(一二日カ))
    2. [その他の文献]〔周礼‐春官・大宗伯〕

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普及版 字通 「嘉礼」の読み・字形・画数・意味

【嘉礼】かれい

喜びの礼。

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世界大百科事典(旧版)内の嘉礼の言及

【五礼】より

…軍礼は軍旅に関する儀礼で,都邑や宮室を築く大役の礼,軍事訓練をほどこす大田の礼など五つに分かれる。嘉礼は冠婚の儀礼で,宗族兄弟の親睦をはかる飲食の礼,婚姻や成人式の婚冠の礼など六つに分かれる(《周礼(しゆらい)》大宗伯)。五礼は人間の行為の規制である。…

※「嘉礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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