四之御神村
しのごぜむら
[現在地名]岡山市四御神
土田村の西、龍ノ口山の南麓東寄りにある。「吉備温故秘録」によれば、古くは土師村と称したといい、土師の森にある大神神社は「延喜式」神名帳に記す「大神神社四座」に比定され、地名はこれに由縁するという。慶長一〇年(一六〇五)の備前国高物成帳(備陽記)の上道郷にシノゴセ村とあり、寛永備前国絵図では高六六九石余。「備前記」によれば山寄りの集落で、北部に留山約二〇町がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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