日本歴史地名大系 「四反歩遺跡」の解説 四反歩遺跡したんぼいせき 埼玉県:大里郡川本町本田村四反歩遺跡[現在地名]川本町本田 四反歩荒川との合流点に近い吉野(よしの)川右岸の江南(こうなん)台地北縁に位置し、北側に隣接して白草(しらくさ)遺跡がある。標高六三メートル。遺跡は四反歩北遺跡・四反歩東遺跡・四反歩南遺跡からなり、平成二年(一九九〇)に発掘調査が実施され、縄文時代・弥生時代・奈良時代の集落跡が検出された。縄文時代のものとしては、四反歩南遺跡で早期撚糸文系土器を伴う竪穴住居跡八が発見され、遺跡全体では二万点ほどの土器・石器が出土。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by