日本歴史地名大系 「四国遍路日記」の解説 四国遍路日記しこくへんろにつき 一冊 澄禅著成立 承応二年写本 宮城県石巻市塩竈神社解説 澄禅は京都の智積院第一座の地位にあった学僧。紀伊高野山を出発して阿波から土佐・伊予・讃岐の順で四国を回って再び阿波に戻り、和歌山に帰着するまでの旅日記。札所の立地・本尊・縁起などの情報のほか、道中の見聞、四国各国の人情・風俗・言語・宗教についても記されており、内容はたいへん豊かである。近世初期の四国遍路の実態がうかがえるとともに、地誌としても興味深い内容となっている。活字本 澄禅「四国遍路日記」附・解説校注 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by