四姓の使い(読み)しせいのつかい

精選版 日本国語大辞典 「四姓の使い」の意味・読み・例文・類語

しせい【四姓】 の 使(つか)

  1. 神嘗祭にあたり、毎年九月一一日に朝廷から伊勢皇大神宮へ遣わされた例幣使の称。古くは五位以上の王氏卜定して正使とし、それに中臣(なかとみ)忌部(いんべ)が従ったが、平安以後からこれに卜部(うらべ)を加える例となり、この称が生じた。
    1. [初出の実例]「大嘗会大奉幣官符〈略〉被下云々、但四姓使、大神宮幣、今度無沙汰之由」(出典:伯家五代記‐仲資王記・建暦元年(1211)一〇月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 なか 実例 初出

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む