精選版 日本国語大辞典 「四度の使い」の意味・読み・例文・類語 しど【四度】 の 使(つか)い ① 奈良・平安時代、諸国の国司から政治報告のために各種帳簿を中央政府に上進した使者の総称。持参する帳簿の種類によって、大計帳使(大帳使)、正税帳使(税帳使)、貢調使、朝集使と呼ばれる。よどのつかい。しどし。[初出の実例]「凡諸国四度使。可二就レ事還一レ国者。待二奉勑宣旨一乃許」(出典:延喜式(927)二二)② 伊勢神宮の毎年六月と一二月の月次祭および祈年祭、新嘗祭に朝廷から派遣される祭使。[初出の実例]「凡神嘗祭幣帛使。取二王五位已上卜食者一充之。其年中四度使祭主供レ之。若有レ故者。取二官并諸司官人。及散位中臣氏五位已上一充之」(出典:延喜式(927)四) よど【四度】 の 使(つか)い ⇒しど(四度)の使い 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例