四悉檀(読み)ししつだん

大辞林 第三版の解説

ししつだん【四悉檀】

〘仏〙 〔悉檀は siddhānta の音訳で、教説の立て方の意〕 仏が人々を教え導く四種の方法。世界悉檀(人々の心に合わせて説く)、各々為人悉檀(各人の宗教的能力を考えて説く)、対治悉檀(煩悩ぼんのうを打ち砕く)、第一義悉檀(真理に直接導こうとする)の四つ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

し‐しつだん【四悉檀】

〘名〙 (「悉檀」はsiddhānta音訳。成就、理などと訳す) 仏語。仏が衆生を導いて悟りに至らせるために示した教えを四種に整理したもの。世界悉檀・各々為人悉檀・対治悉檀・第一義悉檀の総称。
※今昔(1120頃か)四「我が有学なる事は四悉檀の益の為也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

御一人様

「一人」を敬って、また丁寧にいう語。おひとかた。[補説]飲食店などで一人客を指していうことから、近年、「遊園地などグループ利用の多い施設を、一人で利用して楽しむ人」「精神的に自立しており、一人で行動で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android