…平安時代に至って,最澄は比叡山延暦寺に大乗戒壇の建立を企て,僧綱との間に論争が展開され,没後7日の822年(弘仁13)6月に勅許された。三戒壇にこれを加えて四戒壇とよばれる。のちに延暦寺の束縛を脱しようとした園城寺(三井寺)は,独自の戒壇を創建しようとして,1041年(長久2)に勅許を求めたが,ひとり延暦寺の反対で実現しなかった。…
※「四戒壇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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