デジタル大辞泉 「四戒」の意味・読み・例文・類語 し‐かい【四戒】 1 仏語。4種の戒め。作法どおり戒師から受戒し戒体を得て悪業あくごうを除く解脱げだつ戒、色界四禅に入ることによって止悪の働きを得る定共戒、見道以上の聖者が得る道共戒、三毒を断じて悟りを得る断戒。2 剣道で、心の邪念として戒めている、驚く、恐れる、疑う、惑うの四つ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「四戒」の意味・読み・例文・類語 し‐かい【四戒】 〘 名詞 〙 四種のいましめ。① 仏語。別解脱戒(作法どおり戒師から受戒する在家・出家の戒で、それぞれ戒体を得て悪業を除くもの)、定共戒(色界四禅に入ることによって止悪のはたらきを得るもの)、道共戒(見道以上で無漏道を証して止悪のはたらきを得るもの)、断戒(三毒を断じて悟りを得るもの)の総称。〔華厳孔目章‐三〕② 剣道で、驚・怖・疑・惑の四つのいましめ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例