四放珊瑚類(読み)しほうサンゴるい

最新 地学事典 「四放珊瑚類」の解説

しほうサンゴるい
四放珊瑚類

学◆Rugosa ,Tetracorallia

刺胞動物門花虫綱の絶滅グループ。四射サンゴ類とも。オルドビス紀中期に出現し,デボン紀に最も多様化したが,ペルム紀末に絶滅した。床板サンゴ類や六放サンゴ類と直接の系統関係はない。固着性・付着性の生活様式を有し,単体型と群体型に大別。骨格内部では,中心部から周辺部に向かい,軸部・床板部・泡沫組織部が識別される。骨格の初生構成鉱物は方解石隔壁は,通常,交互に配列する長・短の2種類で構成され,特定の4ヵ所で連続的に形成される。有性または無性生殖(主に出芽や分裂)によって増殖した。藻類との共生関係の有無は不明。一般に浅海の熱帯・亜熱帯域で生息していたと考えられ,重要な示相化石。時代や地域ごとに特定の生物地理区を形成したが,礁の形成には重要な役割を果たさなかった。デボン紀のCalceola,石炭紀前期のKueichouphyllum,ペルム紀のWaagenophyllumなどが有名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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