四条古墳群(読み)しじようこふんぐん

日本歴史地名大系 「四条古墳群」の解説

四条古墳群
しじようこふんぐん

[現在地名]橿原市四条町

畝傍うねび山の北、四条町周辺に埋没していた五世紀後半から六世紀にかけての古墳群。現在五基が確認されており、墳形は造出し付きの方墳や前方後円墳、円墳などである。昭和六七年(一九八七)から調査が行われた。このうち一号墳は一辺二九メートルの方墳で、西側に造出しをもつ。墳丘の周囲には幅六メートル余の濠が巡り、その中から多量の木製品や形象埴輪が出土した。木製品は墳丘に樹立させたきぬがさ・石見型盾形・鳥形・杖形などと葬祭に使用した翳・幡竿などの威儀具、弓・刀・鉾などの武器、机や木盤などの調度品がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む