四王寺山経塚(読み)しおうじさんきょうづか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「四王寺山経塚」の意味・わかりやすい解説

四王寺山経塚
しおうじさんきょうづか

福岡県糟屋(かすや)郡宇美(うみ)町の四王寺山に造営された8か所以上の経塚群。銅製経筒(きょうづつ)に「長治(ちょうじ)三年」(1106)、「元永弐(げんえいに)年」(1119)在銘品を含み、施釉(せゆう)の舶載品と想定される陶器を用いた経筒が出土した。滑石(かっせき)製如来(にょらい)立像青白磁の合子(ごうす)と壺(つぼ)、和鏡を伴出した経塚もある。また「保安(ほうあん)四年」(1123)の墨書銘を筒身に有する銅製の宝塔形経筒、北宋(ほくそう)製作の白釉(はくゆう)経筒の出土も伝えられている。

[坂詰秀一]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む