デジタル大辞泉 「四納言」の意味・読み・例文・類語 し‐なごん【四納言】 平安時代、一条天皇のころに、才芸の特にすぐれているといわれた四人の納言。権大納言藤原公任ふじわらのきんとう・権中納言藤原斉信ふじわらのなりのぶ・権中納言源俊賢みなもとのとしかた・権中納言藤原行成ふじわらのゆきなり。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「四納言」の意味・読み・例文・類語 し‐なごん【四納言】 平安時代中期、一条天皇の時代に、秀才として特に知られていた四人の納言、すなわち、権大納言藤原公任(きんとう)、権中納言藤原斉信(なりのぶ)、権中納言源俊賢(としかた)、権中納言藤原行成(ゆきなり)をいう。[初出の実例]「一条院の四納言のころこそはいみじき事にて侍めれ」(出典:愚管抄(1220)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の四納言の言及 【藤原行成】より …1001年(長保3)参議,以後中納言を経て権大納言に昇る。故実に精通し,執務ぶりはきわめて励精で,後世藤原公任,同斉信,源俊賢とともに四納言と称せられる。仏教信仰も深く,保光より伝領した桃園第を寺とした(世尊寺)。… ※「四納言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by