化学辞典 第2版 「回分反応器」の解説
回分反応器
カイブンハンノウキ
batch reactor
回分操作により化学反応を行う装置.オートクレーブは,原料を仕込み,温度,圧力を上げて反応させ,反応終了後,全量を抜き出すので回分反応器の一種である.連続操作の流通系反応器に対比するもので,途中で追加供給,あるいは一部抜き出しは行わない.少量あるいは多品種の生産における反応装置に適している.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報