回生制動(読み)かいせいせいどう(その他表記)regenerative braking

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「回生制動」の意味・わかりやすい解説

回生制動
かいせいせいどう
regenerative braking

回生ブレーキ回転している電動機制動する電気的方法の一つ。電機子電圧を電源電圧より高くすることにより電動機を発電機として運転し,回転の機械的 (運動) エネルギー電気エネルギーに変換し,それを電源に戻して制動を与える方式である。したがってエネルギーの回収を行うことができ,電気エネルギーを抵抗器で消耗させる発電制動に比べて有利である。電動車の減速時のほかエレベータの降下起重機の荷おろし運転に用いる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む