日本歴史地名大系 「因幡町」の解説 因幡町いなばちよう 京都市:中京区乾学区因幡町中京区蛸薬師通大宮西入町のほぼ中央を南北に神泉苑町(しぜんえんちよう)通(旧櫛笥小路)が通り、南側を蛸薬師(たこやくし)通(旧四条坊門小路)、北側を六角(ろつかく)通(旧六角小路)が東西に通る。平安京の条坊では、町の西側は左京四条一坊四保一〇町、東側は左京四条一坊四保一五町に位置し、平安中期以降は四条坊門櫛笥小路の南にあたる。町名は、元禄四年(一六九一)京大絵図に「因幡町」とみえる。 因幡町いなばちよう 東京都:中央区旧京橋区地区因幡町[現在地名]中央区京橋二丁目鈴木(すずき)町の東に続く両側町。北は松川(まつかわ)町二丁目、南は常盤(ときわ)町一―二丁目、東は本材木(ほんざいもく)町七丁目。承応江戸絵図に町名がある。安永三年小間附町鑑によれば京間九三間五尺五寸、公役金を納める。名主は鈴木町と同じ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報