団雪(読み)だんせつ

精選版 日本国語大辞典 「団雪」の意味・読み・例文・類語

だん‐せつ【団雪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひとかたまりの雪。〔温憲‐杏華
  3. だんせつ(団雪)の扇」の略。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「はかなき暁に月を招く団雪(ダンセツ)のあふさきるさの物思ひ」(出典洒落本・禁現大福帳(1755)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「団雪」の読み・字形・画数・意味

【団雪】だんせつ

ひとかたまりの雪。唐・白居易〔春を惜しむ。李尹に贈る〕詩 樹、團(あつま)ることのごとく 、鬢(びん)撲(う)つこと霜のごとし

字通「団」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む