図書館ボランティア(読み)としょかんボランティア(その他表記)library volunteer

図書館情報学用語辞典 第5版 「図書館ボランティア」の解説

図書館ボランティア

個人の自発的な意志により,自らの知識や技能を,図書館方針に基づく先駆的・周縁的なサービスとして,対価を求めず図書館利用者へ継続的に提供する活動,またはその担い手.図書館側は組織的な研修とともに,業務監督の責任がある.市民要求,図書館活動の拡張代行契機として導入され,図書館のサービス向上,運営の活性化,コミュニティとの関係強化が期待されている.公共図書館で始まり,学校図書館,ついで大学図書館に拡大している.活動内容は,読み聞かせ,ストーリーテリング,録音図書作成,対面朗読貸出業務,講習会講師,通訳案内など多岐にわたりつつある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む