日本歴史地名大系 「国下村」の解説 国下村こくがむら 石川県:七尾市国下村[現在地名]七尾市国下町石動(せきどう)山系の麓から邑知(おうち)地溝帯に向かう傾斜地、八幡(やわた)村の南東にあたる。捨越(すてこし)川(笠師川)が流れ、垣内に羽土(はづち)・浦出(うらで)がある。村名に国衙の字をあてることから、古代国衙の所在地かとするが(鹿島郡誌)、不詳。享保一六年(一七三一)書写の気多本宮記(同書)に載せる天文元年(一五三二)八月の国衙村指出によると、当村から国分寺に畠山氏寄進分として毎年米一石を進納していた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by