精選版 日本国語大辞典 「国厨田」の意味・読み・例文・類語 こくちゅう‐でん【国厨田】 〘 名詞 〙① 国営田の一種。国衙が耕作させた乗田。地子は太政官に送るが、残余の穫稲は国の雑用にあてたか。② 平安時代、大宰府管内の国で乗田の一部を割いて、国衙によって営作され、地子・営料を差し引いた残りの米を、国学生の食料にすることを許された田。〔三代格‐一五・貞観一八年(876)五月二一日〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例