精選版 日本国語大辞典 「国営田」の意味・読み・例文・類語 こくえい‐でん【国営田】 〘 名詞 〙 平安時代の官田のうち、国司の責任で耕種するもの。その収穫は営料(必要経費)を除いて、国家の収入となり、内蔵寮に納められる。また、賃租によって地子米を収める方法もとられた。国営。〔延喜式(927)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「国営田」の意味・わかりやすい解説 国営田 (こくえいでん) →官田 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の国営田の言及 【官田】より …この牛は富裕戸によって1頭ずつ飼養された。《延喜式》では和泉国を含めて86町で,宮内省営田と国営田に分かれているが,経営の責任者は国司の長官に移っている。(2)879年(元慶3)に五畿内諸国に設置された計4000町の田地の名称で,官人給与にあてる田地。… ※「国営田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by