国家社会学(読み)こっかしゃかいがく(その他表記)Staatssoziologie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国家社会学」の意味・わかりやすい解説

国家社会学
こっかしゃかいがく
Staatssoziologie

集団社会学の一部門で,国家を,法学や通常の国家学からではなく,ナショナル・コミュニティーとして具体的,現実的な機能からとらえる。社会から国家への選挙,税,政治的世論などの入力や,国家から社会への出力,なかでももろもろのポリシーに焦点を合せて分析する。ドイツでは国家社会学という名称は M.ウェーバーなどによってしばしば使われたが,アメリカ社会学では,政治社会学と呼ぶのが慣例。代表的な学者としては,G.A.アーモンド,S.M.リプセット,W.A.コーンハウザーなどがあげられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む