国森古墳(読み)くにもりこふん

日本歴史地名大系 「国森古墳」の解説

国森古墳
くにもりこふん

[現在地名]田布施町大字川西 大力

県の南東部、平生ひらお湾に注ぐ田布施川下流域の田布施丘陵の一画に位置する。標高四二メートル、丘陵先端部に立地。方形墳丘の一辺に不整形の張出をもつ四世紀初頭の県下最古の古墳である。方形の一辺は約三〇メートル弱、高さ四メートル。部分的に周濠が残り、葺石があるが埴輪はない。内部主体は、二段掘りの長大な墓壙の中に、長さ四メートルを超える木棺を直葬する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 副葬品 平生 鉄製

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む