国津意加美神社(読み)くにつおかみじんじや

日本歴史地名大系 「国津意加美神社」の解説

国津意加美神社
くにつおかみじんじや

[現在地名]郷ノ浦町本村触

古若こにやく鎮座。古くは妙見宮と称した。旧村社。祭神素戔嗚尊・大己貴命・稲田姫命であるが、一説に雨をつかさどる闇神を祀るともいう。朝鮮半島より帰った素戔嗚尊が郷ノ浦江上えがみに宮を建立したのが始まりという所伝があり、仁寿元年(八五一)神階が正六位上になったという。「延喜式」神名帳の石田いしだ郡一二座の一つ「国津意加美クニツイカミノ神社」に比定される。江戸時代妙見宮と号していたが、延宝四年(一六七六)橘三喜(平戸の神学者)考証に従って国津意加美神社と改称(壱岐国史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む