国状学(読み)こくじょうがく(その他表記)Staatskunde

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国状学」の意味・わかりやすい解説

国状学
こくじょうがく
Staatskunde

広義国家学の1部門で,17~18世紀のドイツ官房学 (→カメラリスムス ) として興った。諸外国の比較的,総合的研究を行なった学問である。初期の頃,この学問は「統計学」 Statistikと呼ばれたことがあるが,国家顕著事項を文書で記述し,数字を用いなかったので,統計学の源流とはいえない。むしろ現代地域研究先駆とみることができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む