国重正文(読み)クニシゲ マサブミ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「国重正文」の解説

国重 正文
クニシゲ マサブミ


肩書
富山県知事,稲荷神社宮司

別名
通称=篤次郎 号=半山

生年月日
天保11年10月15日(1840年)

出生地
長門国萩(現・山口県萩市)

経歴
慶応元年(1864年)には長州藩明倫館の頭人役を務めていた。明治維新後、内務省に入り、明治4年京都府少参事、ついで同大書記官。16年石川県から分離・独立した富山県の初代県令に就任、19年同知事。21年内務省社寺局長。退官後は26〜29年東京国学院長、31年官幣大社・稲荷神社宮司を務めた。

没年月日
明治34年10月27日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国重正文」の解説

国重正文 くにしげ-まさぶみ

1840-1901 明治時代官僚,教育者
天保(てんぽう)11年10月15日生まれ。もと長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。内務省にはいり,明治16年富山県初代県令,19年官制改定で知事,21年社寺局長。26年国学院院長となった。明治34年10月27日死去。62歳。通称は篤次郎。号は半山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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