国際広告協会(読み)こくさいこうこくきょうかい(その他表記)International Advertising Association; IAA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際広告協会」の意味・わかりやすい解説

国際広告協会
こくさいこうこくきょうかい
International Advertising Association; IAA

世界的な広告団体。1938年,アメリカ合衆国の "Export Trade & Shipper"誌発行人トマス・アシュウェルにより,Export Advertising Associationとしてニューヨークで創設された。1953年現名称に変更。広告の国際化において広告業界をリードし,広告水準を高め,自主規制を促進し,行政による不当な規制を受けず,コミュニケーションを行なう自由を守ることを目的とする。広告の社会的重要性への取り組みが評価され,ヨーロッパ連合 EUの広告問題に関する諮問機関に指定されている。2015年現在,世界 76ヵ国が参加する。日本では 1993年に日本国際広告協会(1957設立)と国際広告協会日本支部(1961設立)を母体とした IAA日本国際広告協会が発足した。

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世界大百科事典(旧版)内の国際広告協会の言及

【吉田秀雄】より

…強力な指導力を発揮して戦後日本の民間放送の実現と発展に貢献するとともに,〈広告の鬼〉と称されたほどの積極経営によって電通をスペース・ブローカー的広告代理店から近代的な広告会社へと転換させ,世界的な広告企業としての電通発展の基盤を築いた。61年には国際広告協会(IAA)のマン・オブ・ザ・イヤー賞をアジアで初めて受賞した。【内川 芳美】。…

※「国際広告協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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