国際植物遺伝資源研究所(読み)こくさいしょくぶついでんしげんけんきゅうしょ(英語表記)International Plant Genetic Resources Institute

日本大百科全書(ニッポニカ) 「国際植物遺伝資源研究所」の意味・わかりやすい解説

国際植物遺伝資源研究所
こくさいしょくぶついでんしげんけんきゅうしょ
International Plant Genetic Resources Institute

略称IPGRI。国際農業研究協議グループCGIAR傘下の一グループ。1974年に国際植物遺伝資源委員会(IBPGR)として創設され、本部ローマ国連食糧農業機関FAO(ファオ))の中に置く。世界の有用植物遺伝資源に関する亡失を防ぎ未来に備えるため、収集、評価、保存、利用について協議し、教育、研究、貯蔵などの実務補助を行う。1994年より現名称となる。

[飯塚宗夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android