日本歴史地名大系 「園之町」の解説 園之町そののちよう 京都府:八幡市八幡惣町園之町[現在地名]八幡市八幡〈源氏垣外・園内〉山路(やまじ)郷森之(もりの)町の南に位置し、法園(ほうおん)寺門前より春日(かすが)神社前までの東西一六〇間の町並。園町とも記す。法園寺の門前町として開けた。東の放生(ほうじよう)川に架かる園口(そのぐち)石橋から川口(かわぐち)郷へ続く道がある。慶長五年指出帳(「石清水八幡宮史」所引)によれば、石清水(いわしみず)八幡宮社士に林姓を名乗る者七名、小谷姓三名、その他三名を数える。同帳はまた地子負担の町家二二軒と記す。法園寺(別称園寺)の東を園殿口(そのどのくち)あるいは園寺口(そのでらくち)と称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by