園瀬川
そのせがわ
四国山地の標高一〇〇〇メートルを超える高山としては最東端に位置する高桙山北麓の旭ヶ丸(一〇一九・五メートル)の北麓に源を発し北流。名東郡佐那河内村上字府能山付近から一級河川となり、向きを東に転じて佐那河内村を南北に分けて流れながら、音羽川・谷内川・根郷川の支流を合せる。同村下字寺谷で右岸から嵯峨川が合流して北へ向きを変え、徳島市南西部の上八万町へ蛇行して流下する。さらに県道二〇八号一宮―下中筋線の西光寺橋の下流から東流し、同市八万町向寺山北部で桃館川(星河内谷川)を合せ、最下流部で右岸から大松川、左岸から冷田川と準用河川の御座船入江川を合流して、同市津田浜之町の北方と昭和町八丁目南の地先の間から新町川に注ぐ。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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