園田芳竜(読み)ソノダ ホウリュウ

20世紀日本人名事典 「園田芳竜」の解説

園田 芳竜
ソノダ ホウリュウ

昭和期の舞台音響効果家



生年
大正2(1913)年11月28日

没年
昭和53(1978)年3月27日

出生地
熊本県

学歴〔年〕
釜山第一商業学校中退

経歴
昭和14年新協劇団に入り、15年NHK効果団、18年東宝映画サウンド・エフェクト部入社、23年退社。25年劇団民芸効果部を経て28年園田芳竜舞台音響効果研究所(のち園田音響演出研究所)を設立、フリーとして俳優座民芸、映画、テレビなどで活躍。27年俳優座の「ウィンザーの陽気な女房たち」で初の音楽テープを使用、29年同「赤いランプ」で初のステレオシステムを使用した。日大芸術学部、玉川学園大演劇科各講師、日本演劇音響効果協会会長。著書に「舞台効果仕事」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「園田芳竜」の解説

園田芳竜 そのだ-ほうりゅう

1913-1978 昭和時代の舞台音響効果家。
大正2年11月28日生まれ。昭和14年新協劇団に入団。のちNHK,東宝映画,劇団民芸などをへて,28年園田芳竜舞台音響効果研究所(のちの園田音響演出研究所)を設立した。日本演劇音響効果家協会会長。昭和53年3月27日死去。64歳。熊本県出身。釜山第一商業中退。著作に「舞台効果の仕事」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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