土佐じょうゆ(読み)とさじょうゆ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「土佐じょうゆ」の意味・わかりやすい解説

土佐じょうゆ
とさじょうゆ

カツオだしの入った調味しょうゆの一種かつお節土佐高知県)の特産であるところから、削りがつおを使うので土佐じょうゆの名がついた。土佐酢土佐煮も同様の意味をもっている。濃口しょうゆに煮きりみりんを加え、削りがつおを入れて煮立て、冷ましてから漉(こ)したものである。刺身、洗い、冷ややっこなどに用いられる。

河野友美

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android