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土倉庄三郎 どくら しょうざぶろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

土倉庄三郎 どくら-しょうざぶろう

1840-1917 明治時代の林業家。
天保(てんぽう)11年4月10日生まれ。奈良県吉野地方の山林大地主。吉野川の改修や東熊野街道の開設など林業基盤を整備するとともに,各地の植林を指導。自由民権運動の後援者で,板垣退助の洋行費用をだし,「日本立憲政党新聞」の最大の出資者でもあった。「吉野林業全書」を監修。大正6年7月19日死去。78歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

土倉庄三郎

没年:大正6.7.19(1917)
生年:天保11.4.10(1840.5.11)
明治期における吉野林業および日本林業の先覚者,指導者。父祖の代からの吉野地方有数の大山林地主。大和国(奈良県)吉野郡川上村大滝に生まれる。幼名亟之助。伊香保,奈良公園,但馬,滋賀県塩津,台湾などの植林,あるいは『吉野林業全書』(森庄一郎著)の校閲や森との共著『林政意見』(1899)などによって伝統的吉野林業技術を普及させ,近代的造林学の発展に貢献した。奈良県有数の資産家であって,明治政府要人と親密な関係を結ぶとともに自由民権運動に共鳴して板垣退助,景山(福田)英子らと交わった。板垣の洋行費を負担したとの説がある。また同志社大,日本女子大の創設に際し多額の設立基金を寄付した。<参考文献>土倉祥子『評伝土倉庄三郎』,赤羽武他「『吉野林業全書』解題」(『明治農書全集』13巻)

(赤羽武)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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