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土地の証券化 とちのしょうけんかsecuritization of land

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

土地の証券化
とちのしょうけんか
securitization of land

不動産ローン債権や土地・建物などの共有持ち分などを,小口証券として市場に流通させることをいう。土地問題解決の一つの手段として,土地の資産価値や収益権を所有権から分離して別途流通させ,不動産投資や不動産貸し付けの流動性を高めるのが狙い。具体的には2つの形態がある。1つは銀行や住宅金融会社が貸し出したマイホーム・ローンなどをまとめ,これを小口の証券に分けて投資家に売却する形態である。不動産が担保になっているので,この証券を抵当証券という。他の1つは,不動産会社などが建設したマンションなどの持ち分権 (エクイティ) を投資家に販売する形態である。投資家は持ち分に応じて,賃貸収入や売却収入を得る。アメリカでは持ち分権を市場で売却できる不動産投資信託など,土地の証券化が広範に行なわれているが,日本では実現例が少ない。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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