土壌団粒(読み)どじょうだんりゅう

最新 地学事典 「土壌団粒」の解説

どじょうだんりゅう
土壌団粒

soil crumb

植物根の生育や生物活動が活発な土壌A層に多く存在する土壌構造の一種。直径1~5mm程度の丸みがある形状で軟らかい。土壌団粒は階層構造をもっており,微小なミクロ団粒が集合して,粗大なマクロ団粒(250µm以上)を形成しているため,構造の中に多様なサイズの孔隙を含む。土壌団粒を多く含む土壌は,保水性,透水性,通気性に富み,植物の生育や土壌動物・微生物の生息に適している。土壌団粒の発達には,土壌中の粘土鉱物の種類や金属イオンと,微生物バイオマスや微生物代謝産物の役割が大きく,土壌有機物の蓄積・分解と密接にかかわっている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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