土崎湊新町(読み)つちざきみなとしんまち

日本歴史地名大系 「土崎湊新町」の解説

土崎湊新町
つちざきみなとしんまち

[現在地名]秋田市土崎港中央つちざきみなとちゆうおう五丁目の一部

弘化三年(一八四六)絵図によれば、がずぎ町の北に小路を隔てて連なる。本町ほんまち通北端に町門があり、それを出ると相染新田そうぜんしんでん村である。「湊町旧記」(川口家文書)寛政一〇年(一七九八)の書上に、

<資料は省略されています>

とあり、新町が延宝三年(一六七五)以来三度にわたって町並ができたこと、当初は自然集落に竿を入れ、奥行三〇間の町割がなされたこと、ただし三〇間の屋敷は三分の一にすぎなかったことなどを伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android