デジタル大辞泉 「土左衛門」の意味・読み・例文・類語 どざえもん〔ドザヱモン〕【土左▽衛門】 《ふくれあがった水死体を、享保(1716~1736)ころの江戸の力士成瀬川なるせがわ土左衛門の色白の肥満体に見立てて言いだしたものという》おぼれて死んだ人のからだ。水死体。[類語]死人・故人・死者・死人しびと・死亡者・物故者・亡き人・亡き者・犠牲者・死傷者 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「土左衛門」の意味・読み・例文・類語 どざえもんドザヱモン【土左衛門】 〘 名詞 〙① ひじょうに太っている人。[初出の実例]「いまのせた土左ヱ門めはしっかりもののくせにつぶろくで」(出典:洒落本・契国策(1776)南方)② 溺死者の死体。[初出の実例]「三みせんをにぎってのぞく土左ゑ門」(出典:雑俳・柳多留‐六(1771))③ 役に立たない人。〔新撰大阪詞大全(1841)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例