最新 地学事典 「土肥鉱山」の解説
といこうざん
土肥鉱山
Toi mine
静岡県伊豆市土肥にある浅熱水性金銀鉱脈鉱床。母岩は中新~鮮新世の変質安山岩質凝灰岩・火砕岩・溶岩と泥岩・砂岩・礫岩など。走向N20~45°Wの平行鉱脈群で,走向延長200~1,000m。鉱石鉱物はエレクトラム・輝銀鉱を主とし脆銀鉱・濃紅銀鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱・黄銅鉱など。これらが石英・アデュラリア脈中に銀黒をなす。1585年発見,慶長年間盛大に稼行。1929~65年(休山)の生産量Au18.4t, Ag214t。
執筆者:鹿園 直建
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

